翻刻
【右丁】
見へたれはもらしつ或説に子日の遊は天
地開闢の始を祝するの儀ならん天は子
にひらけ地は丑にひらくも人は寅になる
とあれは年の始に天地開らくるの心を祝す
るの義なるへしとそ丑寅の方へ供するも
此説によれは故あるにや又燃灯草を
玉箒と称してむ月の初子に蚕をは
きそむる事あり奥にしるせり
拾芥上本云正月子日#1登 ̄ルハ_レ岳 ̄ニ何 ̄ン耶(ソヤ)伝云
正月子日登_レ岳遠 ̄ク望_二 四-方_一得陰-陽静-
【左丁】
気_一除_二煩-悩之_一術也
十節記文徳実録第八天安元年正月庚子
朔《割書:乙(廿六日)丑|》 禁-中有_二由-宴_一預 ̄ル_レ之者不_レ過_二公-卿 ̄ニ_一
近-侍数十人昔-者上-月之中必有_二此事_一時 ̄ニ謂
之 ̄ヲ子-日 ̄ノ態(ワサ) ̄ト_一也今日之宴修 ̄スルナリ_二蕉-跡 ̄ヲ_一也
扶桑略記云宇多天皇寛平八年壬正月
六日《割書:戊子|》有_二子-日 ̄ノ宴_一行(ミユキ) ̄ス北-野雲林院_一《割書:云 | 云》
公事根元云子日遊是は昔人々野辺に出
て子日するとて松を引けるなり朱雀院
円融院三条院なとの御時にも此御遊は有