翻刻
の方へそなへ申也又本宮より末社
まて折櫃に入れてこれを供す
る事也当日の作法くはしき事は
其次第に見へたり或説云子子日
の遊は天地開闢のはしめを祝す
るの儀歟天は子に開け地は丑に
ひらけ人は寅になるとあれは一と
世の始に天地開くるの心を祝す
るならんとそ○燃灯の字は日本
記にみあかしとぼすと訓せり
傍書
寛安ニ若水ノ説ヲ尋ヌルニ燃燈
草ハ漢名不知《割書:云 | 々》嵯峨ワタリニ
モ此草アリネントウクサト云トソ
【ここまで前コマと同じ】
◯堀河院百首和歌抄ニ
子日 仲実
玉はゝき春の初子にたをりもて
たまの緒なかくさかゆへらなり
抄云玉箒とは燈燈といふ
草にて箒を結て正月の
初子に蚕をはき始る也
氏之私云下子日と云は相違也
此事は前也
新古今
賀 読人しらす
初春の初子のけふの玉はゝき
手にとるからにゆらく玉のを