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凡例
○臨時(にはか)の客(きやく)来是あるとき
さしみ。あちやら。なんど
出(いだ)さんと思(おも)はゞ。鱠(なます)の部(ふ)を
見(み)るべし。吸物(すいもの)は汁(しる)の部(ふ)に
あり。茶碗(ちやわん)むし。こくせう。
煮寒(にさま)し。或(あるひ)はなべやき。大平(おほびら)。
等(とう)は煮(に)もゝの部。ぬた鉄(てつ)
ぼうあへの類(るい)は。和物(あへもの)の部
を出(いた)し見合(みあはせ)給ふへし。其(その)余([ほか])
精進(しやうじん)にても皆(みな)右に同し
○魚類(ぎよるい)仕様(つかひやう)の部には青物(あをもの)乾(かん)
物(ぶつ)あしらいものを多(おゝ)く出(いだ)し
あり是もその其時(そのとき)其席(そのせき)により
て考(かんがへ)取合(とりあはせ)よく椀中(わんちう)きれい
に仕立(したて)給ふべし
《割書:精進|魚類》献立仕様
四季魚類
鱠之部 《割書:あちやら|さしみ|等に用ゆ》
《割書:鯛 糸作り| 大こん| 赤貝| ■■| ■■す》 《割書:同 小角切| 紅くらけ| 黒くわゐ| せりす》
《割書:同 ひら作り| うど| ■大根| 若?たけ| まつな| いり酒》 《割書:同 糸つくり| 木くらげ| まつな| 三?ば?いす》
《割書:同 角きり| 大こん切重| きくらけ| あ?さ?つ?き?| ■■■| ■■くす》 《割書:同 ひら作り| 松露| 大こん| こうたけ| わりくり| いり酒》