翻刻
【右側】
紀伊守被申候已上
四月廿三日 松平紀伊守
上賀茂社人 役人
鈴木播磨殿
戸田相模殿
右請書如左
御尋之儀御座候に付明廿四日九ツ時参上可仕
旨被仰下奉承知候右為御精如此御座候以上
四月廿三日 戸田相模
富野播磨
松平紀伊守様
御役人中
【左側】
右使之者帯部人貴布祢之者旅宿家来迄相尋
候処不存旨答候事
廿四日
一 九ツ時松平紀伊守殿え功久保形参上御召之
旨申入別席に扣処和平左衛門出逢暫時して
惣席へ大次郎市之丞来る未剋計大次郎市之丞
訴詔場へ被招尤大なる箱持参致し一時計にて惣席へ
出る直に此方両人訴詔場え被招服部権之進殿被
申渡は先日差出書付三通共口上書之趣
其方共葵献上参府故相手之覚悟にて不
参候へは尤之由致承知と被仰次に神人前之者四拾
軒計有之処当時にては八軒計如何之事哉両