翻刻
ぐわんかねたかとなのりかへすを目(め)あてに大かねもつてしたたかに打(うち)つけさすがもうゆうたる共(とも)かねには叶(かな)はず山師(やまし)が方(かた)へいけどりと成(なり)ぢしん方より一まんねんの《?:功(こう)》ろうへたる大なまづさはぎかけ地しんにゆりいだすそのいきほいすさましくあいてより付く物もなかりければはつぽうへかけまはり土蔵(とそう)左衛門|家(いへ)くらいたんた大ひにゆり崩(くず)されすでにうちじにとみへたる折(おり)から左官大夫(さかんたいふ)あつぬりかけきたり小手(こて)をもつてぬりたてれば地しん勢(せい)せんかたなくひきあげんとする所をへうたんおほなまづを見あてにしつかとくむなまつはへうたんをはらいのけんとすへうたんはなまづをおさへんとしばしせうぶもなかりしがへうたんはらつておしかかればなまづはぎうとおしつぶされそれにそうぐんいちどにおしかかれば地震方大はいぐん鹿(か)しまさまへこうさんしてもとのぢの下へと引とりける
【図書受入シール 横書き】
地震研究所受入番号 2299日付 Sept 8, 1927部門 地番号 18(箱3)