みんなで翻刻ver1

コレクション: STAGE5

新板ぢしん太平記 - 翻刻

新板ぢしん太平記 - ページ 5

ページ: 5

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いたしにげる折(おり)からつなみのながれ矢(や)にあたりまたはがん ぜきにおしつふされうちじにする物かづをしらすさすが 下田(しもだ)伊豆(いづ)のにうどう千|軒(けん)さい用|心(じん)するがの守(かみ)等(とう)防(ふせぎ) かねてぞ見へにける此ときかしま要(かなめ)の守(かみ)いしなりきこ しめし大ひにはら立につくき地(ぢ)しんのしわざかな鯰(なまづ) の身|分(ぶん)としてにんげんにがいをなせしことふとゝきのいたし かたそのきなれはいち〳〵とりおさへぶつ〳〵ぎりの上|鍋(なべ)やき にしてくれんと早(はや)くもせいをあつめけりみな〳〵ぢしんばん しよ人よりあつまりまつ先(さき)にはせんなりべうたん【千成瓢箪】のむま じるしをおしたてなまづを討(うつ)て大|将(しやう)へうたんくびれ成 たねありふくべのこまにうちまたがりすいつゞならべて おしいだす左右(さゆう)にはいもむし五郎へうたんぶくり成つゞ いてふくべ与いちへちまぶらりすけをはじめへうたん勢(ぜい) われも〳〵とおしいだす御本陣|鹿嶋(かしま)かなめの頭(かみ)石|成(なり)公が いでたちにはあを砥(と)おろしの大よろひに火打(ひうち)石(いし)の陣(ちん)ばをり みかげこまにいしくらおいて打(うち)またがり石かけ備(そなへ)にのり いだす付したかふめん〳〵にはかんじん要(かなめ)之丞まんざい楽(らく) すけどう庄兵(しやうべい)衛|火事(くわじ)よりこわ右衛門|往(わう)らいとまり助 明(あき)場(ば)しよそんし郎しゆく〴〵なき右衛門われも〳〵とぶる〳〵 こは〴〵おしいだす此とき水(すい)どうとひのかみ家臣(かしん)はじめ堀(ほり) ぬき井戸右衛門は井戸かはのおゝよろひをちやくし地(ぢ)しん のどてはらをつき抜(ぬか)んと五ほんつなぎのながやりをみず そこめあてにつきとうすさすがにつよき大ぢしんもつき ぬかれてはかなはじとあとをもみずしてひきしりぞく是(これ) をいくさの手はじめとしてそうはう入みだれてたゝかへは 地しんのなかよりわれこそはみづそこのぢうにんかつ□□ 川(かは)太郎|引(ひき)なりと名(な)のりかしらにはさらのかぶとをいくび□ きなししりをねらつて打(うち)かゝればみかたのぢんゟ山師(やまし)判(はう)