Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション6

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 215 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 215 - ページ 9

ページ: 9

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あわて此夜をすごすとは哥占(うたうら)あしやよし此若 ならはと将之助か膝(ひざ)によりかゝり我かおもひつゝみ かねてそほに出る花橘(はなたちばな)の香(か)にめでゝと顔ををおゝふ て寄そへば将之助はうつゝになり義理(ぎり)の心はどこへ やらぐつと引よせ抱(だき)付は女はおもひの■(くし)はれて 今さら何とはづかしく膝にうちふし口なしの はなれかたなき風情(ふぜい)也其時女を横にいたき 内股へ手を遣りみるにすべ〳〵ときめこまかに て白羽二重(しろはぶたへ)にことならずもはやたまらすぐつと 手をさし入るれは待(まち)まふけ【設け】し事なれはそこら あたりはぬら〳〵と熱気(ねつき)さかんの名玉門せかぬ