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翻刻
《箱:焼場 独案内(ひとりあんない)》 於玉が池の古跡
仁義礼智忠信孝悌の八ツは
しばしもわするへからずわけて孝行は
善道のつかさ也夫人として孝なきは人に
あらず江戸おもて出火ときゝくに〳〵
互に親兄弟へさつそくつげしらせべき
こと第一也時に嘉永二酉八月廿四日夜
九時内神田弁けいばしゟ出火して同所
よこ立のこらず松ゑだ丁小いづミ丁
久右衛門丁四丁め代地やまと丁岩井丁
上納地やける北がはのこる也同所どうゆふ
やしきかど此辺所〻一番二ばん五ばん八番
消留元柳原丁六丁目十番組消留元岩
井丁かめい丁北側のこる南方五番ふる川組にて
けし留小でんま丁一丁目二丁目三丁目木戸際に而
□□□消留油丁通り東がはのこる西がは一ばん
□□□所組にて消留はたご丁西がはやける東がは大丸のこる
□□□□□消ほり留焼田所丁西がは焼東がはのこる六番
□拾組に而新大坂丁東側弥兵衛丁住よし丁のこる大さか丁西がは
やける銀座のこるやしき前通一番二番八番組にて消留夫より
甚左衛門丁南かはやける牧野河内守様御中やしきけし留小網丁
壱丁目よこ丁□原二番組けし留貝じやくし店半焼也又一口は
らうやしきのこるうら門通やくし堂まへ小伝馬丁中程一番組
二番組九番消留大でん馬丁二丁目木戸ぎは一番二番二而消留また
一口は人形丁通り杉のもり新道内所いなりの社やける乗物丁
新材木丁はせ川丁西かはやける木戸際にて六番組消留る三光
じんち九番組消留三光いなりのこる庄助やしきさかい丁
ふきや丁よし丁やけるいなかしるこのこるがく屋新ちやける
ふきや丁川岸通り一ばん組二番ぐみにて消とめるおやぢばし
へんのこる廿四日の夜ゟ廿五日の五ツ半すぎまで凡六時の
間に百万の屋舎こと〴〵く灰と成り七珎万宝一へんの
煙と変ず□□れてもおそるべきは火也またなくて
かなはざる物なれば朝夕心かげ中を付べしいさゝかのことより
大火事となる故ゆだんすべからず火の用心
火の用心
【下段地図地区名称 右上から】
あいそめ川
こんや丁 いわゐ丁 まつゑた丁 べんけい ばし やまと
九けん丁 小伝馬上丁 同 丁代地
かめ 《割書:はし|もと丁》
《割書:とミ|まつ丁》
銀四 しほ丁 らう やくし い丁
銀四 てつ やしき どうまへ
石四 ほう丁 小でんま丁 二 三
本四 大てんま丁 二 《割書:はたご丁|大のこる》 あぶら丁
弥へい丁
□□ だた?丁 同 《割書:たど|ころ|丁》 □
小ぶな丁 ほり江丁 □んべい 《割書:いなり|じんミち》□
二 二 りく丁 のりもの丁 はせがは丁 とミざは丁
あらめばし?三 三 おやぢばし ふきや丁がし《割書:ふきや丁|かい丁》
いづミ丁 たかさご丁
よし丁 なには丁
四 大さか丁
此間てりふり丁 甚左衛門丁 銀座 ▲黒キは残る
江戸ばし 小あミ丁一 しあんばし かいじゃくし店
江戸ばし 二
よろいのわたし