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コレクション: とりあえず気になる

一休はなし(元禄十三) - 翻刻

一休はなし(元禄十三) - ページ 94

ページ: 94

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【OCRのままです】 さつとみたれければ。其まゝあそばしけるは 雪やみんこあられやこんとお寺の梯の木にふ りやつもれこんことあそばし是はとの宣 へば。彼僧はらをすへかね。扨もおどけたる御僧や。 いかに耳なれ目なれし物なればとて。それは余り に候と申せは一休もわらひ給ひて。実尤なり いで〳〵其望の目なれ耳なれし事を書て参 せんとて きねかすゞ海山来こり谷のこゑ 入あひのかねに庭前のはな とあそはしければ。彼僧さてもよき御かる口や。 まことに見なれ事なれし物を。望みける社。愚なれ とて。御口のかるきをかんじて。おくゆかしく社侍れと ていろ〳〵ちそう申ておくり奉りけるとなり 元禄十三丙辰年 三月吉祥日    京都月松原上ル町       菊屋七郎兵衛板 【六以降は注釈1より】#1