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コレクション: とりあえず気になる

一休はなし(元禄十三) - 翻刻

一休はなし(元禄十三) - ページ 93

ページ: 93

翻刻

【ほとんどOCRのままです】 と語り給へば。扨も〳〵めづらしき詩や。此としまでかゝ る山のおくに住ければがやうなる詩は目なれも耳なれ もいたさす候。とかくちと我らが愚なる耳にも。耳なれ 目なれし事を。あそばし給はれとのぞみけれは貴僧 の耳なれ目なれし事は。何がなとのたまふ所へ折ふし 桜花にはかに落散みだれければ。貫之が哥をふとおほ し召出して。いかにも大もしにあそはしける   桜ちる木のした風はさむからて    空にしられぬ雪ぞふりける 是はいかに有とのたまへば彼僧いや是もいまだ耳 なれず候と申ければ又桜花風にちらされ。さつ