翻刻
【右丁】
補骨脂(ほこつし) をらんだびゆ
享保年中(けうほねんちう)漢種(からたね)
渡(わた)る二種あり三四
月 実(み)を植(うへ)て生(せう)す
葉(は)は《振り仮名:■麻|けいま》#1に似(に)て
硬(かた)く葉(は)の間(あいた)に穂(ほ)
を生(せう)し小(ちいさ)き紫(むらさき)の
花(はな)を開(ひら)き従(したかつ)て
【左丁】
実(み)を結(むす)ふ胡麻(こま)
子(し)より扁(ひらた)く大(おほい)なり
熟(しゆく)すれは黒色(くろいろ)油(あふら)
多(おほ)し一種は秋(あき)に至(いたり)
て実(み)を結(むす)ふ故(ゆへ)に
実(み)少し形状(かたち)は異(こと)
ならす
【版心の中央】薑黄