翻刻!いきもの図鑑

コレクション: 本草図譜(くずし字)

本草図譜. 巻10-12 - 翻刻

本草図譜. 巻10-12 - ページ 23

ページ: 23

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【右丁】 荊三稜(けいいさんれう) みくり《割書:和名|鈔》 【左丁】 処々(しよ〳〵)水沢(すいたく)の中(ちう)にあり宿根(ふるね)より生(せう)し茎(くき)に三(みつ) 稜(かと)あり葉(は)は莎草(しやさう)《割書:かやつ|りくさ》に似(に)て長(なかく)大に茎(くき)高(たか) さ二三尺 穂(ほ)の形(かたち)莞(くわん)《割書:ふと|い》に似(に)て三方へ分(わか)る根(ね)は 烏芋(うう)《割書:くろく|わひ》に似(に)て硬(かた)く黒色(くろいろ)三四 塊(くわひ)連(つらな)る是(これ) 蔵器(そうき)説(とく)ところの黒三稜(こくさんりやう)にして救荒本草(きうくはうほんさう) の黒三稜(こくさんれう)とは別(へつ)なり一種おほかやつりは河辺(かへん) に生(せう)す葉(は)はみくりより闊(ひろく)大(おほい)に根(ね)に小き塊(かたまり)あり 長(なか)みありて瘠(やせ)小(ちいさ)く曲(まか)りて爪(つめ)の如(こと)しこれ釈名(しやくめう) の草三稜(さうさんれう)蘇頌説(そせうせつ)の鶏爪三稜(けいさうさんれう)救荒本(きうくはうほん) 草(さう)の《振り仮名:■■根|ほうさうこん》#1みな同物(とうふつ)なり #2 一種  おほかや    つり 【版心の中央】おほかやつり