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コレクション: STAGE4

享保十三年江戸洪水記 - 翻刻

享保十三年江戸洪水記 - ページ 38

ページ: 38

翻刻

  是は世間咄也必々人に語るへからす   たゝ何咄としるへし空なる事也 彼飯沼に昔より主有て一年之一両度用有て所の者 青竹に幣を切強飯を半切に入れ彼竹を投出し留る 処に半切桶を備へぬれは其半切桶水にまかれて水底に 入る翌朝は鯉二口充必水に浮ひぬるを所の者取揚百 姓共家毎に祝候由今度右之主所の者の夢とやらん 又湯の花を上たるをやらん告らるゝは我久敷此地にす めりに段々新田に取立らるゝ故我居所も既に無なるへし 然は事有へし必々相構へて大事に心得所を立退共 又宿替をする共致すへし信心大事成へしといつれも