みんなで翻刻ver1

コレクション: STAGE4

享保十三年江戸洪水記 - 翻刻

享保十三年江戸洪水記 - ページ 37

ページ: 37

翻刻

 の内に直さとも時は終には堤の破るゝことし  惣して何事によらす始終を考へすして当座  まかなひなす事は不宜や可心得事也 一本村松平飛騨守上ケ地の南の方崖大分  くえ下の明地の蕎麦畑へ土落はたけみ  ぢんに成たり道の際同心町の下へ大分方  崖際にてくえたり 一念仏坂の際鎮目佐右衛門屋敷西の方びやく  打下の町屋二三軒潰れたり人死はなし 一赤坂真田伊豆守屋敷のびやく打は安芸守  ゟ多しと御納戸同心藤三郎咄にて承る 一赤坂御門之内松平出羽守屋敷西の方御堀  の上大分びやく打大木なとも下へ落入候と風  聞也 一外桜田井伊掃部頭屋敷北の方西海枚並  木の所山大分崩大地ほれ当分往還留り候 一白銀町入口橋西の方石垣大分御堀へ崩入  たり