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コレクション: STAGE4

享保十三年江戸洪水記 - 翻刻

享保十三年江戸洪水記 - ページ 7

ページ: 7

翻刻

 床の上二三尺は上りたる由人の損したる沙汰は  なし 一下谷大水是も大かた浅草の如し浅草程はなし  と風聞也人の損したるはなしと聞く 一赤坂は地水大水也元馬場之辺之屋敷抔へは  床之上二尺余も上りたる由森山佐右衛門宅なと  床之上二尺余上りたりと入戸野氏物語也 一品川大水東海寺内なと入口角野寿軒居  住所水五尺計上りたるよし本堂へも  方丈えも水上り候由定恵院隠居桃林和尚方も  水押上和尚も外へ退き候と右の八大夫物語也  扨品川茶屋町なとも大破に及橋よりさきは  跡の森まて水充満して海のことくの由風聞  なり是は目黒筋之川水と六郷の川ゟ押来  品川の橋より先は家も押流し水に溺れ死たる  者も多しと風聞也 一本所は存の外水すくなし廿五年以前申来  程は中之水不来北本所抔は床の上物語所にゟ