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かくてあかしくらしたまふほどにはおぼし
めされねども三月すぎしときくぎやう
てんじやう人申されけるは御だいりのうち
もさびしくこそしんづれとく御かへり候は
でとしんかたち申させたまへばなにとし
てきさきにはなれまいらすべしとのた
まへば五がらす申はきみは十ぜんのわうに
ておはしますみやこへ御かへりあるとせんじ
をなしたまはゞきみの御いのりとて天じやう
せひすいの御かくらと申はなひしどころ御
みやかくらとてとうしんのなひしみな〳〵
まいりなんそのときさきをくるまにたは
かりのせまいらせてとうじやうこくへいれ
たてまつらむこともやすかるへしとぞ申せ
をいみやはなのめならずよろこびたまひてみや
こへかへりなんとせんじありければ御い
のりとてんじやうせひすいの御かぐら
はじまりぬそのときみやはこのくにへ
まいりこんとてつくりたるくるまを御らん
せよとていさなひたまへばいまだ御くる