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とえいしたまへばしづのおか一しゆかくなんに
こひしくはたつねてゆけやはつかちを
かはねを見てそこひにあふなる
とありしをきこしめしてこそにしに
はつかぢはいづくぞとたづねさせたまへばこ
れより廿日ぢはかうひくさんと申てしん
さんにて候なりたづねて御らんじ候へき
さき御くわいにんとうけたまはらせたまふへし
もしわうじひめぎみ御そだちてやましま
すらむと申せば御ともをば一人もつれたま
はずみやはたゞひとりにしをさしてまし〳〵
けり廿日ぢばかりまし〳〵てしんざんのみね
にわけいりてふしきのうへにのぼりたまひ
てこゝろしづかに四ほうを御らんじその夜
はまどろみたまへば御ゆめにやむごとな
きねうばうのいろの御ころもにあかき御は
かまのそばをとりたまひて御ぐしをわきに
とりたまひてにしにむかひてたちたまへる
かよもすがらつゆにぬれてなきたまふ
ほどにあやしの人のやうなりとて御ころも