翻刻
たちがたきくにとてたちなんとおほせあは
りてひじりにはこがねのくるまをつく
りてたてまつりたまへばわうは五つの
つるぎをみなみにむかひてなげさせたまへ
ば二つはりうぐうじやうどにおちふる三つ
はしやかんらこくにをさまりぬ三つのつる
きにひかれてしやかんらこくへぞとびた
まふきさきの御いもふとのみやはしかんらこ
くのやうくんにて三のみやとぞ申ける
たづねあはせたまひてむかしのちぎり
あさからずとてたぐひなくかたりたまふ
さてはいかなるちぎりにてやありつらんと
のわうはちかづきたまひてもとの御きさ
きをばかす〳〵におぼしめしたまへばい
くほどなきよにかくあさましきめを見
ることのかなしさとてなく〳〵たちわかれ
なんとのたまひてもとの御くるまにのり
たまひてわがてう三十四だいのみかどすい
こてんわう五ねんみづのものうし十一月十三日
むまのときにつほんあきつしまいよの三