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コレクション: STAGE8

平天儀圖解 - 翻刻

平天儀圖解 - ページ 34

ページ: 34

翻刻

《箱:窺(き)天(てん)鏡(きやう)之(の)図(づ)》【横書き】      日月幷五星之真図 大陽図  【図】     夫日は炎々(ゑん〳〵)たる火塊(ひのかたまり)也|縁(ふち)に陽炎(やうゑん)ありて小浪(こなみ)  のよする如くきらめき巡る也又日の出入には日輪横に  平メに見へ陽炎大浪の如くにして豊(ゆたか)に巡る也按するに  日輪の形変(かたちへん)ずるにあらず且|空中(くうちう)の游気(ゆうき)風に  随(したが)ひなびく故に如此見ゆる日の出入に大浪の如く  見ゆるは地気の重りて厚くなるゆへ也天気|快晴(くはいせい)に  して風もなき時は陽炎浪の如くなるもの至て少し  又図の如く日輪の中に黒きもの出る事あり形|龍(りやう)  のごとく或は虫(むし)の如く大小|数(かず)定りなし出る時は東の  方より出て凡日数十四五日計り有て西の方ニ終(おは)る ○天文|経緯(けいゐ)ニ曰日輪の黒点は金水二星の蝕(しよく)なりと