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コレクション: STAGE8

平天儀圖解 - 翻刻

平天儀圖解 - ページ 38

ページ: 38

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箕(き)宿之前の糠(ぬか)は小星四十八星也 昴(すはる)宿は四十八星なり 閣道(かくどう)と天船(てんせん)の間に少し白き所あり是|微星(びせい)七十余星相集る也 織女(しよくじよ)は三星なれども小星の方は何れも二星ツヽ相並ぶ 房(ばう)宿北之一星は是二星相|重(かさな)る 廿八宿其外何れ之星も天鏡を以て窺(うかゝ)へは古今諸書ニ載(のす)る 図よりは数多有之|悉(こと〴〵)く書|尽(つく)しがたし故に先あらましを 記すものなり猶是に漏(もれ)たるは追而後篇ニ委(くはし)く出す 【図】 虹之説  虹(にじ)は図の如く元|大陽(ひ)の縁(ふち)水気に映(ゑひ)ずる所也然も  直(ぢき)に移(うつ)らず図の如く日の前に雲ありて此雲の透(すき)  間(ま)より日光(につくはう)を射|通(とを)す其時向ふに水気あれば其  水気に日の縁移(ふちうつ)りて則|虹(にじ)となる又二重三重に  立つも雲の透間二ツ三ツあるゆへ也虹の上みに当ル  所は則日輪の下の縁なり此理は日蝕の時戸を以  て節穴(ふしあな)より日陰(ひかげ)を移せは西にかゝりたる蝕東に見  ゆる也又戸の節穴より内へ移る影を見るに  表(おもて)を通る人其外何によらず皆|逆(さかさま)にうつるなり  是みなちきりの理なり此理は右之影ニよらず  惣而(すべて)之事にあれども委く書尽しかたし