みんなで翻刻ver1

コレクション: STAGE8

平天儀圖解 - 翻刻

平天儀圖解 - ページ 37

ページ: 37

翻刻

歳星図 【図】 鎮星図 【図】 木星は図の如く丸き中に二ツの節あり又外に四ツの 小星ありて大星を廻る此四星早く巡るあり遅く 巡るあり依之小星の居所(いところ)夜々に変(かは)る也按ニ此四 星各巡る所の游輪ありて而も遠近ありと覚ゆ 其故は大星に近きは巡り早く遠きは巡り遅し是游 輪の遠近ありと見へたり 土星は図の如く丸き星の外に斜(なゝめ)にかゝりたる輪あり此輪 東西ニながし北ニては輪星を覆(おゝ)ひ南ニては星輪をかくす凡 七ケ年計り過れば此輪せまくなり又七ケ年計り過れば広(ひろ)く なる此時北にては星輪をかくし南ニては輪星を覆(おゝ)ふ 又七ケ年計り過れば元の如くにかへる此年数凡廿九 年余にして輪星を一周す      衆星新説 銀河(あまのがは)は至て微少(びせう)之星数多く相集(あつま)るなり 北極(ほくきよく)四輔星の内に又四方に星あり 北|斗衡(とこう)之第二の星は二星なり 觜(し)之三星之内に小星十五星あり 参(しん)宿の伐(ばつ)三星は小星集りて五十三星あり北之一星は十四 星也中之一星は十九星南之一星は二十星尤中の一星の内に 星にあらずして光る所あり只よく暗夜(あんや)ニ其光り星鏡の中に微(てつ)ス 鬼(き)宿之中の積尸気(せきしき)は小星三十九星あり