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歳星図
【図】
鎮星図
【図】
木星は図の如く丸き中に二ツの節あり又外に四ツの
小星ありて大星を廻る此四星早く巡るあり遅く
巡るあり依之小星の居所(いところ)夜々に変(かは)る也按ニ此四
星各巡る所の游輪ありて而も遠近ありと覚ゆ
其故は大星に近きは巡り早く遠きは巡り遅し是游
輪の遠近ありと見へたり
土星は図の如く丸き星の外に斜(なゝめ)にかゝりたる輪あり此輪
東西ニながし北ニては輪星を覆(おゝ)ひ南ニては星輪をかくす凡
七ケ年計り過れば此輪せまくなり又七ケ年計り過れば広(ひろ)く
なる此時北にては星輪をかくし南ニては輪星を覆(おゝ)ふ
又七ケ年計り過れば元の如くにかへる此年数凡廿九
年余にして輪星を一周す
衆星新説
銀河(あまのがは)は至て微少(びせう)之星数多く相集(あつま)るなり
北極(ほくきよく)四輔星の内に又四方に星あり
北|斗衡(とこう)之第二の星は二星なり
觜(し)之三星之内に小星十五星あり
参(しん)宿の伐(ばつ)三星は小星集りて五十三星あり北之一星は十四
星也中之一星は十九星南之一星は二十星尤中の一星の内に
星にあらずして光る所あり只よく暗夜(あんや)ニ其光り星鏡の中に微(てつ)ス
鬼(き)宿之中の積尸気(せきしき)は小星三十九星あり