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は兼務而被為聞召上事に而去秋中違作之執
達【欠字】御聊以来は日々 御麁食被遊御飯を御余
し置かるゝを以て此度御洗米に御供被遊則皆
ども丹誠之験をも御立被下也包之上にハ藤
の丸の御紋は 御先祖様御時代之形に而近来御
召物にも御附被遊随分重き御事也右ハ都而
御領内皆共之上を被思召格別之御事なる
間一同厚相心得当年之開作よりは別而農事に
心をゆたね村々壱人たりとも相怠るもの無之様
互ニ相助け合無油断可相励もの也
午 正月十七日
去年御領分中甚之違作に付一同取續如何有之
哉と 御上に者 御心を痛めさせられ御救米等
も被下其外品々 御仁慈を相行はれたる処
皆共困窮を打捨置当春以来開作
よろしく一統格別に出精之段江戸表に於て御耳にせられ
甚以 御機嫌之余り猶又取上迄ハ別而農事相励
去年以来之艱難をも取返し程にも可致候殊ニ此
節仕付は別而大切之事ニ付何分相励候様にと篤き
御世話被成御座江戸に於て御買上之上素麺被下之候
且又今年之豊熟を相祝ひ候様にとの思召を以て
田作も御添被成下候勿論御手広成 御領内之儀