翻刻
【右丁】
古度子(ことし)《割書:附|録》
ひよんのき
【左丁】
やまもち ゆすのき《割書:筑|前》 柁(た)《割書:北戸|録》
蚊子木(ふんしほく)《割書:蚊子|の下》 蚊母樹(ふんほしゆ)《割書:蚊母鳥|の下》
西国にて多く《振り仮名:■籬|まかき》#1となす葉(は)は冬青(とうせい)《割書:も|ち》に似て冬(ふゆ)凋(しほ)ます春
月葉の間に小紅花(せうこうくは)を開き小黒実を結ふ別(へつ)に枝の間に形(かた)ち
無花果に似(に)て中(なか)空(うつろ)にして大さ母指(おやゆひ)の如き物(もの)#2を生すこれ虫(むし)の
巣(す)也中に小虫あり又葉に疣(こふ)を生す微し紅色これ又虫の巣(す)
なり此 材(さい)色を附て櫛(くし)に作る