翻刻!いきもの図鑑

コレクション: 本草図譜(くずし字)

本草図譜. 巻67-69 - 翻刻

本草図譜. 巻67-69 - ページ 57

ページ: 57

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【右丁】 一種 あかう《割書:薩州|紀州》  あこみづき《割書:同|上》   あこきのき《割書:肥|前》 【左丁】  あこき《割書:天|草》   沈香木《割書:江戸|花戸》  フイーグス《割書:蘭人シイ|ホルト》   ウヲルテルボーム《割書:荷蘭蛮|語箋》  榕樹(ようしゆ)《割書:嶺南■木|閩書南山志》#1   陰樹(いんしゆ)《割書:南方草|木状》 葉(は)はゆづり葉(は)に似(に)て短(みしか)くまた ひらん樹(しゆ)の葉(は)に似て尖(とか)り少く 深緑色(こきみとりいろ)にして厚(あつ)く秋(あき)に至(いた)りて 花(はな)なくして枝幹(しかん)又 根(ね)もとの旧(きう) 皮まても多(おほ)く実(み)を簇附(そくふ)する こと他木(たほく)の枝(ゑた)梢(こすへ)にはかり実を 結(むす)ふに異(こと)なれり形天仙果に 似て大さ梧桐(ことう)子より肥大也 此もの元 蛮産(はんさん)ゆへ未(いまた)大樹 をみす又土州紀州にもある よし薩州(さつしう)にて此樹へ生する 木耳をあかうなはといへり