翻刻
【右丁】
一種
すぐり《割書:尾|州》
甲州に自生あり形状きひよとりしやうご
と同く唯(たゝ)枝の間に剌(とけ)#1あり葉の間(あいた)に五弁
淡黄色(うすきいろ)の小き花を開き細(ほそ)長き実(み)を結
す#2下垂(けすい)して淡紅色なり
【左丁】
一種
リベス《割書:羅|甸》
アールベシ
ーン《割書:荷|蘭》
物印忙(うへいんまん)に載る図葉三
稜にして鋸歯(かゝり)あり花房
をなして長く淡黄緑色(うすみとりいろ)
五弁也実は花に下にあり#3
実の色淡紅にして臍(せい)あり又
白色の物あり荷蘭の説に
実の濇甘を帯といへり