賀茂社関係文書翻刻プロジェクト

コレクション: 賀茂社記録

賀茂社記録. 第3冊 - 翻刻

賀茂社記録. 第3冊 - ページ 33

ページ: 33

翻刻

【右丁】  九月分        【朱】社司ほうゐ下くゝる 一八日うちとり(内取[朱])祢宜方の社には長のやによる  祝方はさふらひによるまへの物卿々のさた又一しゆの  物有座の次第はてぬればはざまへよるむかしは  両方人外にきみあひて一方の すまい(相撲[朱])の時は一方よる  事なくしゆ〴〵の事ども有けれともいまは  そのぎなし社務北よりめぐりてはし殿の  西のはしをへてはし殿の土の間の中に座す正官  以下祢宜祝方わけてよる左右の すまい(相撲[朱])一方づゝ  とるとり六番也左右うらてほて【注】四番也今猶すまいに  御なうらひ社務より た(賜[朱])ぶ事有 【うらてほて(占手最手)うらて:①すまいの節で最初に取組をする身長四尺以下の子供②「ほて」に次ぐもの。ほて:力士の最高位(学研全訳古語辞典)】 【左丁】        【朱】社司そくたい 一九日御神事 みの時にはじまるへし社司等  土やに参ずる事つねのごとし御料◦(祝きを仕てさか殿よりまいる[朱])を仕てはし殿  にて御はらへ有御前に仕れは社方等も《見せ消ち:両方に参|》         【朱】社司ほうゐ上くゝる 一十日すまいの ろく(禄[朱])給もとは社務の家にして  ざ有きやう(饗[朱])有すまひは には(庭[朱])にざを しき(敷[朱])て  まへの物をすゑきいまはそのきなしみな代物  してたぶ又長のやにてざは有よこざ一人両の  物をすゑたり社司はねぎ方祝方両方にゐなが  れたり存知すべし