翻刻
【右丁】
七月分
【朱】社司そくたいもろまつり也社両方へ参
一七日の御神事 ときみの時にはしまるへし
社司等土やに参する事つねのごとし御料仕れば
はし殿にして御はらへ御前へ仕れば社司参らんしやうを
そうし祝御とをひらきまひらする事れいに同社務
御内へ参社司等参て御料仕次第一番御はしの代
つぎ そ(添[朱])への御料つぎむきなりかぢのはにつゝみて御こきに
おほく入其後はこゐとり等まいる事つねのごとし
一ひの物くわんよりまいることしはなきよし申し
あるときとくきえさせ給とき有このひの物はまかり
いだしのゝち御とさしまいらする御前にて五官等給
なきをりに其御さたに及ばす さう(左右[朱])なく退出あるましき也
存知すへし御れうまひりぬれば◦(又)祝方の御料まいる
【左丁】
べし社司祝言やにざして日供まいるべし五官 ̄ノ内
すゑの社司二人のやく也まいる事つねのごとし祝言
《割書:|権 ̄ノ祢宜同祝祝言やより参》
はてぬかればまづ 日供まかり帰つぎに社務い下まいりて
御内の御料まかりいだすべしこれらのしきは五せく(節句[朱])の
御神事にかはるべからず正月記にくはしくしるす
御じやうさしまいらせぬれば退出してめぐりて長やに
よるざ有座の次第さかづき下れは御はし有すゑ
とをれはことはてゝ退出むかしはこのゝち川上へ社司等
かならずむかふと云々いまはそのぎなし
八月御神事なし