翻刻
【右上段】
孝経大義国字解(かうきやうたいぎこくじかい)三冊 洪範全書(こうはんぜんしよ) 六冊
《割書:文化|新刻》五経(ごきやう)《割書:道春点|大字十一冊》 《割書:素読本(そどくほん)にして文字(もんじ)大(おほ)きく一字(いちじ)|の誤(あやま)りなき善本(ぜんほん)なり》
洪範和解(こうはんわげ)《割書:平(ひら)かなにて|講釈(かうしやく)入》 全 四書字引(ししよじびき) 一冊
金華文集(きんくわぶんしう)《割書:平子和先生之集|四冊》 徂来集(そらいしう)《割書:詩文尺牘(しぶんしやくとく)を集(あつむ)| 二十冊》
《割書:古今詠物詩選(ここんえいぶつしせん) 朱竹侘先生輯全四冊|附録歴朝名家詩話 漁洋山人著 一巻》 合本五冊
《割書:漢魏(かんぎ)六朝(りくてう)より随唐(ずいたう)五代(ごだい)宋元(そうげん)明人(みんひ□)に至(いたる)まで歴代(れきだい)の名(めい)||家(か)詠物(えいぶつ)の詩(し)を佩文斎集(はいぶんさいしう)の内(うち)より選輯(せんしう)す 袖珍本》【亝は斎の異体字】
初学作文図牋(しよがくさくぶんづせん)《割書:折本 初心(しよしん)の人(ひと)文章(ぶんしやう)を作(つく)る法(ほう)を分(わか)り易(やす)|一帖 く記(しる)す此書(このしよ)をみれば直(ぢき)に出来(でき)る也》
李喬詠物詩選(りきやうえいぶつしせん )一冊 《割書:唐(たう)の李喬(りきやう)の詠物(えいぶつ)の詩(し)を|一 首(しゆ)ももらさず集(あつ)む》
唐明詩類函(たうみんしるいかん) 二冊 《割書:名家(めいか)の詩(し)二千二百 余首(よしゆ)を|一小冊子(いつせうさつ)に納(をさめ)て作例(さくれい)の便(たより)とす》
同 二集 《割書:歴代名家之部(れきだいめいかのぶ)| 二冊》 《割書:歴朝詠体(れきちようえいたい)の異(こと)なるを並載(ならべのせ)て|初季詠物詩(しよきえいぶつし)を作(つく)る要(えう)に備(そなふ)》
【右下段】
月氷奇縁(ぐわつひやうきえん) 《割書:馬琴著| 五冊》 《割書:いろ〳〵《ルビ:入組|いりくみ》たる敵(かたき)うちの|おもしろき絵入(ゑいり)よみ本なり》
新累解脱物語(しんかさねげだつものがたり)《割書:同 著|北斎画》 五冊 《割書:祐天上人累(ゆうてんしやうにんかさね)の死霊(しれう)を教(けう)|化(け)のよみ本なり絵入(ゑいり)》
松染情史秋七種(しようぜんじやうしあきのなゝぐさ)《割書:同著 豊広画 五冊|お染久松(そめひさまつ)の絵入よみ本なり》
昔語質屋庫(むかしがたりしちやのくら) 《割書:同著|五冊》 《割書:古器旧衣(こききうい)になぞらへ和漢(わかん)の|俗説(ぞくせつ)を弁(べん)じたる面白(おもしろ)き読(よみ)本也》
金花夕映(きんくわせきえい) 《割書:谷峩著|北嵩画》 五冊 《割書:唐金藻右衛門(たうかねもゑもん)日親上人(につしんしやうにん)丹波与(たんばよ)|作(さく)関(せき)の小まん等(なと)の物語読(ものがたりよみ)本也
》
石言遺響(せきげんゐきやう)《割書:馬琴作|北馬画》五冊《割書:小夜中山夜(さよのなかやまよ)なき石(いし)の由来(ゆらい)|無間(むけん)のよねの物(もの)がたりなり》
月宵鄙物語(つきのよひなものがたり)五冊《割書:姥捨山(うばすてやま)の故事伏屋(こじふせや)の長者(ちやうじや)薗原(そのばら)の|とく御 苅(かり)を面白(おもしろ)く書(かき)のべたる画入(ゑいり)よみ本》
小栗外伝(をぐりぐわいでん)《割書:北斎画|六 冊》《割書:小栗判官(をぐりはんぐわん)照天姫(てるてのひめ)の奇遇(きぐう)を面(おも)|白(しろ)くしるす画入(ゑいり)よみ本なり》
拳会角力図会(けんくわいすまふつゑ)二冊 《割書:拳(けん)の打(うち)やう声(こゑ)の次第(しだい)指(ゆび)の出(だ)し|やうの口伝其外色々(くでんそのほかいろ〳〵)のけんをしるす》
滑稽即興噺(こつけいそくけうばなし)《割書:山東京伝閲| 五冊》《割書:あたらしき趣向(しゆかう)のおも|しろきはなし本也》
【左上段】
日本名勝詩選(につほんめいしやうしせん)《割書:小本|一冊》 《割書:諸(しよ)名家(めいか)名所(めいしよ)古跡(こせき)遊覧(ゆうらん)故(こ)|事(じ)等(とう)の詩(し)を多(おほ)く集(あつむ)》
本朝詠物詩選(ほんてうえいぶつしせん) 一冊 《割書:艸盧先生著|詠物(えいぶつ)の詩(し)をおほく集(あつむ)》
七書正文(しちしよせいぶん)二冊 《割書:渓百年(たにもゝとし)先生(せんせい)校正(かうせい)の本(ほん)にして一 字点(じてん)|画(かく)の誤(あやま)りなき素読本(そとくほん)の最上(さいじやう)なり》
同 頭書(かしらがき) 五冊 同 俚諺抄(りげんせう) 十冊 《割書:片(かた)かなにてくはしく|注(ちう)す図解(づかい)入》
孫子経典余師(そんしけいてんよし)《割書:読(よみ)かた附(つけ)|平かな注(ちう)入》 呉子国字觧(ごしこくじかい) 三冊
武用弁略(ぶようべんりやく)八冊 《割書:武門(ぶもん)に入用(いりよう)の事(こと)を一事(いちじ)ももらさず|故事起源(こじきげん)をくはしくさとす》
《割書:頭書|校正》武用弁略 五冊 《割書:天時(てんじ)地理(ちり)国府(こくふ)城郭(じやうかく)武兵(びへい)弓矢(ゆみや)甲(かつ)|冑(ちう)鷹犬(ようけん)まで古実由来(こじつゆらい)をしるす》
本朝武具要説(ほんてうぶぐえうせつ) 一冊 《割書:武田信玄公(たけだしんげんこう)武器(ぶき)の長短(とやうたん)得(とく)|失(しつ)の道理(だうり)を論(ろん)ぜし書(しよ)なり》
古今軍器製作弁 二冊 《割書:昔(むかし)より武器(ぶき)の造(つく)り方(かた)|得失(とくしつ)をさとす》
楠七巻書(くすのきしちくわんしよ) 五冊 《割書:楠家代々(なんけだい〳〵)の兵書(へいしよ)にして|軍学者(ぐんがくしや)必覧(ひつらん)の書(しよ)なり》
【左下段】
築山庭造伝(つきやまていだうでん) 三冊 同 庭作伝(ていさくでん) 一冊
《割書:庭(には)のつくり方(かた)泉水築山石(せんすいつきやまいし)の居(すへ)やう飛石燈篭(とびいしとうろう)のおきやう其(その)|外(ほか)林泉(りんせん)の法式(ほふしき)を記(しる)す諸家名高(しよかのなたか)き林泉(りんせん)を図(づ)に出(いだ)し手本(てほん)に備(そな)ふ》
聞書秘伝抄(きゝがきひでんせう) 一冊 《割書:万染物(よろづそめもの)の仕(し)やうつけ物(もの)又(また)は青物(あをもの)|貯(たくはへ)やう其外(そのほか)人家重宝(じんかちやうほう)の事(こと)を多(おほ)く集(あつむ)》
農家益(のうかえき) 三冊 《割書:はしの木(き)の植(うえ)やう実蒔苗(みまきなへ)のうへ|土地(とち)の見(み)やうこやしの方接木(はうつぎき)の口伝(くでん)》
《割書:等(とう)くはしく素人(しろうと)のさとし易(やす)きやうに絵(ゑ)を加(くは)へ委(くはし)くしるす|是(これ)を植(うえ)て 農家(のうか)の益(えき)を得(う)ること広大(くわうだい)にして国(くに)を富(とま)し》
《割書:家(いへ)を利(り)するの術(じゆつ)のすみやかなる事是(ことこれ)にまさるものなし|固(もとよ)り食田(しよくでん)を費(つひや)さず道端(みちばた)隄岡原野(つゝみおかはらの)又(また)は水(みづ)のかゝり悪(あし)》
《割書:き不毛(ふもう)の地(ち)火除地(ひよけち)などによく育(そだ)ちて 五穀(ごこく)の妨(さまたげ)を|なさずその効(かう)の莫大(はくたい)なることをしらす》
同 後篇(こうへん) 二冊 《割書:此書(このしよ)は是(これ)まで櫨(はし)を植(うえ)し国郡(くにこふり)の大益(たいえき)|ありし仕法(しはふ)を述(のべ)前篇(ぜんへん)に洩(もれ)たる土地(とち)》
《割書:の開(ひら)き方(かた)つぎ苗(なへ)早(はや)ごしらへ晒蠟(さらしらふ)生蠟(きらふ)の取(とり)やうしぼり方(かた)|蠟(らふ)の製方(せいはう)びん付油(つけあぶら)の製方(せいはう)等(とう)まで微細(みさい)にしるす》
《割書:袖|珍》国華万葉箋(こくくわまんえふせん) 《割書:諸国(しよこく)名所(めいしよ)幷(ならびに)景物(けいぶつ)枕詞(まくらことば)読合(よみあはせ)等(とう)を|悉(こと〴〵)くあげ居(ゐ)ながら名所(めいしよ)をしる書(しよ)也》