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コレクション: 地誌・郷土資料

四神地名録 6巻. [5]足立郡 - 翻刻

四神地名録 6巻. [5]足立郡 - ページ 25

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【検索用にOCRのままはっておきます。翻刻完了にするには内容を見直して適切に訂正する必要があります】 くもりむ影社見ゆれ隅田し 同に戸さくして明す夏の夜 熊谷堤を築しう天心二日のとしことにて小田原北条 家の時代にして世中も静ならざる節故に普請奉行 人足目付といひしは至て手荒て人足の働き不情成 を見ても其場におゐて直に切殺し厠に永く永く蚕も かてんせす報をいたゝき〳〵人足を遣ひしとの事にて 兜を築に火割として壱尺壱人分と定吉足忘部 葛飾郡との百姓残りなく追ひ立て遣ひしことなから 行程拾六里の堤故百姓も絶かねて住深し古郷をふり 捨妻を引つれ半ち離さんせしことゝいふ此一事高 村々のいひ伝ひにて違ひもなきやうに聞へぬ是等の の事をもへ共今の御代のありかたきこと身にあまる 御恵といふへし四無下民□うつかり忙然等〳〵むべし きにもあらす