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隅田河原にやとはあれ共
道潅もかく動尽あるしことなれ申知れける社なを
奥ゆかしといふべし古隅田川の辺にて爰にて其
海島をさして都島とち称せると里人に尋ましに
すべて此辺にいる鳥を鳶にても烏にても都とりと
申候とそへぬ共奥州外か淀てよきもく時
陸奥の外か溪なる呼子高
なくなるないとふ安潟
此古歌によりて呼子鳥の事を里人に尋しに此外浜
小高河の鳥にても母島の雛寺を呼声を聞布は呼
千鳥と称し候と尽ぬ三島の秘伝も爰におゐて解
したり秘事もまつものみしとあまりも安くして博
も無事成故に秘事の秘伝のと称し高新芸新
師道られかねまふけの蝶子にする也都鳥も隅田川に
住高ハ医子専一幡島もからすも都鳥と尽くは感しける
百歳世にあれ百事聞とかゝる芽出度御代には二百歳
も三百歳もなからへて山水の間に遊行せは面白き事
なるへし