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ひかる源氏名のみこと〳〵しういひけたれたまふとかおほかなるにいとゝかゝ
るすきことゝもをすゑの世にもきゝつたへてかろひたる名をやなかさむとしの
ひ給けるかくろへことをさへかたりつたへけむ人のものいひさかなさよさるは
いとたく世をはゝかりまめたち給けるほとなよやかにをかしきことはなくて
かたのゝ少將にわらはれ給けむかしまた中將なとにものし給しときは内にの
みさふらひようし給て大殿にはたえ〳〵まかて給ふしのふのみたれやとうたか
ひきこゆる事もありしかとさしもあためきめなれたるうちつけのすき〳〵しさ
なとはこのましからぬ御本上にてまれにはあなかちにひきたかへ心つくしな
ることを御心におほしとゝむるくせなむあやにくにてさるましき御ふるまひもう
ちましりけるなかあめはれまなきころ内の御ものいみさしつゝきていとゝなか
ゐさふらひ給を大殿にはおほつかなくうらめしくおほしたれとよろつの御よそ
ひなにくれとめつらしきさまにてうしいて給つゝ御むすこの君たちたゝこの御
とのゐところに宮つかへをつとめ給ふ宮はらの中將はなかにしたしくなれきこ
え給てあそひたはふれをも人よりは心やすくなれ〳〵しくふるまひたり右のお