みんなで翻刻ver1

コレクション: STAGE1

関東 大地震細記 - 翻刻

関東 大地震細記 - ページ 6

ページ: 6

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そんじ二の御だいば又佃島やけるたかなは大地一尺ほどさけて砂 ふき出す品川川さきそんじ大師がはら大師堂つゝがなくかな 川少〻そんじはこね山より先は九月廿八日地しんありといふ又 小石川御門少〻そんじ小石川近へん御大名御はた本はなはだ そんじ多く伝通ゐん本堂つゝがなく寺ない少〻のそんじ有 たんす町内石町大塚どほり少〻そんずごゝく寺ぞうしがや 本堂つゝがなしうしごみ御門外かぐら坂どほり少〻そんじ赤 城下 かいたい町へんそんじ多し又水道町は少しかろく小日向 大まがりの川へり大地われて水わき出る市ケ谷御門外 大くぼのへんまで所〻そんじ四ツ谷御門内外かうじまち赤さか 近へんしよ〳〵そんす山王の社つがなしあざぶ青山へんしよ〳〵 つぶれ屋より出火ありといへども打消て大火にならず堀の うちの祖師堂目黒不動祐天寺とう何れも本堂つゝ がなく外少〻づゝのいたみはあり 江戸六町一里にして三十り四 方のあひだ土蔵数十万七千三百八十余ねりべいこと〴〵く くづれて全きところなし 御大名屋敷三百余けん御はた本 屋敷かずしれず惣町すうすべて五千六百余町の内壁 をそんじ棚をおとし無事なる家はさらに一軒もあることなし出火 追〻にやけをさまり翌三日ひる八つ時すぎやう〳〵にして鎮火 なすといへとも猶しば〳〵ゆりかへし来つて食せんとするに                     五