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コレクション: とりあえず気になる

一休はなし(寛文八) - 翻刻

一休はなし(寛文八) - ページ 97

ページ: 97

翻刻

【OCRのままです】 よとてわらひ給へば。旦那礼拝してかへりけると也 【風雨の日新右衛門見舞に行事】 『十二』比しも八月の下旬なれば大雨しきりにしきりにして洛中 の家。当社塔もそこねければ。蜷川新右衛門とるもの 取あへず一休和尚へ御見舞申て御坊御内に御座候か何 た〳〵殊外の大風大雨御寺はいづ方もそこね申さす候 やと申ければ。一体出合給ひて。よくこそ御心付ゝものかな 誠にめづらしき大風にて候。はながら当寺は先何事也 御座なく候とて一首 御座なく候とて一首 わかやどはしらもたてずふきもせず 雨にもぬれず風もあたらず と仰られければ。その御 庵(いほり)はいつくのほどにて候ぞと申