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翻刻
九六ニ割は弐拾三貫五百七拾五匁文と成これに
拾六匁ヲかくれば三百七拾七匁弐分と知也
▲銀拾九匁六分有是にて壱貫文ニ付拾六匁
づゝの銭何文買ぞと問[答曰]壱貫弐百
弐拾四文也[術曰]有銀拾九匁六分を十
六匁にて割バ壱貫弐百弐拾五文と成此弐
十五文とに九六をかくれば弐拾四文と知なり
此九六は銭の百文は九十六文の故なり
銭壱貫文に付拾六匁づゝの売買の時は銀
壱匁には何文ニ当ルぞと問[答曰]銀壱匁
に付六拾文と云[術曰]九百六拾文を十六にて
われば六拾文としる也
銀壱匁に六拾文つゝの取やりの時は壱貫
文に付ては何匁に当ルぞと問[答曰]壱貫
文に付拾六匁と云[術曰]九百六拾文を
六十文にてわれば拾六匁と知るなり
《題:第二十○銭之/相(そう)場/割(わり)付》