翻刻
【上段】
/菊月(きくつき)
きく月は喜苦なり
/恋(こひ)をするもの/苦(く)はつねなり
又あふ/時(とき)はうれしく/喜(き)なり
あへばへのこを/入(い)れてつく
ゆへ/喜苦突(きくづき)といふ
/白(しろ)きもゝ/見(み)て
たんざくの
/雲間(くもま)より
/露(つゆ)もおちなん
/仙人(せんにん)のきく
【下段】
はゝ/深夜(しんや)にても/早速罷成急度(さつそくまかりいできつと)
/木之如(きのごと)く/為肥(おやさせ)可申候/万一取過(まんいちとりすぎ)
/腎虚(じんきよ)致し候/節者玉茎代(せつはまらがはり)差出
/少(すこ)し/茂(も)御/開(ぼゝ)之御/間為相欠(まあいかゝせ)
申/間鋪(まじく)候
一/御開之御作法急度相(おんぼゝのごさほうきつとあいまもら)
/守(せ)可申候/昼取(ひるどり)は/不及申如何(もうすにおよばずいか)