翻刻
【上段】/其晩早割(そのばんはやわり)の/法(ほう)
そろばんはやわりの/地口(じぐち)なり
▲/陰戸(いんと)の/実引(さねひく)
▲二番が/南(なん)
▲四五の廿なら 一どに一ど初春の床
▲二八十六の娘 毛引て気がのこる
▲三五十五の/新(あら)
「アレサいやだよおよしといへどもくど
きかゝツて引に引れぬときは
/六(む)り/八(や)り/六(む)やみにわりこむ
/法(ほう)に曰/イ(にんべん)に/(はち)かける
/抱(だき)すくめてのむり/取是(とりこれ)にて/新開割(あらばちわれ)る也
【下段】
/遊成曲取(ゆうなるきよくどり)にても/決而違背(けつしていはい)
/為致間鋪(いたさせまじく)候
一/宗旨(しうし)之/義(ぎ)は/代々常取宗(だい〳〵じやうどりしう)にて
/寺(てら)は/廣井乳母山滑々院旦那(ひろゐおうばさんぬら〳〵ゐんだんな)に
/紛(まぎれ)無御座候/則玉茎請我等方(すなはちまらうけわれらかた)に
/取置(とりおき)申候御/入用之節(にゆうようのせつ)は/何時(なんどき)
にても/差出(さしだし)可申候/為後日玉茎(ごにちのためまら)