翻刻
【上段】
/手(て)の/筋早見(すじはやみ)
/門前(もんぜん)に/医者(いしや)と
おや子がまつて
ゐる一本の事で
うまらねへやく
まわりだ
あすこの
こゆびめが
おれによつほど
きがある
助ぼう
おめへモウ
ぼゝをくじツた
ことがあるだろう手を出して
見せな/一度(いちど)でもくじつたものは
つめのいろがかわつて
ゐるとよ
女の尻を
つめるとき
ばかりよ
【下段右より上下順に】
つばきを/付(つけ)る手
いたくする
ことぢやア
ねへから
じつとしていな
くじる手
/玉茎(へのこ)をにぎる手
いつそ
大きな
ものだのう
つびせんずりの手