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コレクション: STAGE9

天変地異 - 翻刻

天変地異 - ページ 3

ページ: 3

翻刻

義を弁解するまての事にて必竟此書は天 変地異の解と題すへきものなるに詞長く  句調あしきゆへ解の一字を略したるなり   抑も世にいふ所の天変地異は皆その理あること にて固より不思儀とするに足らすその見慣れ 聞知りて異変とはおもわさるものに却て 驚くへきあり怖るへきあり火の燃え水の流 れ日朝に昇り夕に没するも見慣?たれはこそ 怖れも驚きもせされとも遇然に斯る事  あらは如何とこれを評すへき其常に斯く あるは何の理そ又斯くある事千万年もつゝ くへきやたゆへきやも考へす等閑にうち過 る世の習ひなるがゆへ怖るへきを怖れす驚く へきを驚かす漠然としてはその道理を解せ す譬へは雷を天の怒神の所為抔といひ之を避 るの道をしらす彗星を兵の兆といひ地震を 神霊の怒りと唱ふるの類皆容易くしるへき の理なれは是等を始め虹霓流星九日同時に昇