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【見開き 挿図】
【右丁】
一種 しろよもき
佐渡(さと)の海邊(かいへん)に生(せう)す葉(は)は雞児腸(けいしてう)《割書:よめ|な》に似(に)
て鋸歯(かゝり)粗(あら)く厚(あつく)して面背(おもてうら)皆(みな)白毛(はくもう)あり茎(くき)高(たか)
さ一尺 餘(よ)穂(ほ)をなす形(かたち)あさぎりさうに似(に)て粗(あら)
く大ひなり此物(このもの)人糞(にんふん)を灑(そゝけ)は枯(かる)るものなり
【左丁】
一種
かはらはゝこ
一名あられきくといふ水邊(すいへん)
砂地(すなち)にあり宿根(ふるね)より生(せう)す
葉(は)は栁(やなき)に似(にて)て厚(あつ)く面背(おもてうら)
白色(はくしよく)あり茎(くき)高(たか)さ一二 尺(しやく)
梢(こすへ)に小白花(せうはくくは)欑生(さんせい)す形(かたち)
蓍實(しじつ)に似(に)たり此物(このもの)釈(しやく)
名(めう)の蕭(しう)なり一種 大葉(たいやう)の
物(もの)あり又一種 山(やま)はゝこ一名(いちめう)
みやまごぎやうといふあり野(や)
州(しう)日光山(につくわうさん)に生(せう)す葉(は)薄(うす)く
して兩頭(れうとう)尖(とか)り背(うら)に白毛(はくもう)
あり白花なり
大葉の物
やまはゝこ