翻刻!いきもの図鑑

コレクション: 本草図譜(くずし字)

本草図譜. 巻13-15 - 翻刻

本草図譜. 巻13-15 - ページ 31

ページ: 31

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【見開き 挿図】 【右丁】 𦼹(りん)蒿(かう)    はんくわひあさみ  又はなくるまともいふ野州(やしう)又はなくるまともいふ野    州 日光山(につくはうさん)武州(ふしう)高尾山(たかをさん)其外(そのほか)諸國(しよこく)山頂(さんてう)にあり  宿根(ふるね)より生(せう)す葉(は)の形(かたち)小薊(せうけい)に似(に)て刺(とけ)なく又 馬鞭(はへん)  草葉(さうのは)に似(に)て大(おほい)なり苗葉(へうやう)紅紫色(こうししよく)を帯(を)ふ茎(くき)高(たか)さ  紅色(こうしよく)なり後(のち)短(みしか)く尖(とか)りたる角(かく)を結(むす)ふ先輩(せんはい)よめな又  きつねあさみ等(とう)を充(あつ)るは非(ひ)なり 【左丁】  馬(は)先(せん)蒿(かう)  きせわた  勢州(せいしう)經峯(けうかみね)及(およひ)江州(こうしう)伊吹山(いふきやま)に自生(しせい)あり實(み)よりも生(せう)じ  又 宿根(ふるね)よりも生(せう)す葉(は)は艾(かい)に似(に)て厚(あつ)く深緑色(しんりよくしよく)又 茺蔚(しうい)  に似(に)て尖(とかり)あり方茎(はうけい)對生(たいせい)し高(たか)さ三四尺 葉(は)の間(あいた)に花(はな)を  開(ひら)く益母花(やくもくは)に似(に)て大に淡紅色(うすあかいろ)實(み)も茺蔚子(やくもさうのみ)に似(に)  て粗(あら)し蘇頌(そせう)説(とふ)ところ是(これ)なり一種 高(たか)さ一尺餘にして花(はな)  實(み)あるものあり