翻刻
【見開き 挿図】
【右丁】
青葙(せいさう) のけいとう
春月(はる)実(み)を種(うへ)て生(せう)す葉茎(はくき)雞冠(けいとう)花に似(に)て葉(は)の間(あいた)に鍔(つは)の如(こと)き葉(は)を生(なま)す秋月(あき)高(たか)さ三四尺梢(こすへ)に穂(ほ)をなして
花(はな)を開(ひら)く本(もと)白色(はくしよく)にして末(すへ)淡紅色(うすあかいろ)なり又 青白色(せいはくしよく)黄色(きいろ)等(とう)の品(ひん)あり勢州(せいしう)芸州(けいしう)四国九州みなあるよし
国(くに)により花色(くはしよく)の異(ことなる)あり又摂州(せつしう)和(わ)州 日野(ひの)にこれありと寺嶋(てらしま)良安(れうあん)云り
桃朱術(とうしゆしゆつ)《割書:附|録》二説(にせつ)あり蕭炳(しうへい)説(とく)ところは黄花(きいろ)の青葙(せいさう)なり臓器(さうき)説(とく)ところはやふけまんにして菜(さい)の都(ふ)の
紫菫(しきん)なり
【左丁】
淡紅色(うすあかいろ)の物(もの)
青白色(せいはくしよく)の物(もの)