翻刻
【上段】
松平大膳大夫様 シレス
南部信濃守様 〻
丹羽丹波守様 男死十二人女廿四人
小笠原佐渡守様 〻八人女十五人
松平甲斐守様 《割書:〻五十三人女丗二人| 子供十二人》
伊東修理大夫様 《割書:〻六十一人|女四十二人》
鍋島甲斐守様 男四十五人女丗八人
阿部播磨守様 《割書:男死十八人|女三十七人馬一疋》
藤堂佐渡守様 男死十人三十六人
水野出羽守様 《割書:はま丁にて|男女死五十九人》
加藤遠江守様 わからず
石川日向守様 大つぶれ不知
【下段】
藤堂和泉守様 男死十六人
松平陸奥守様 男十三人女廿七人
保科弾正忠様 〻十八人
松前伊豆守様 〻七人女九人
牧野遠江守様 男女十三人
松平土佐守様 〻六人
酒井修理大夫様 〻七人
松平阿波守様 〻廿三人女六十一人
松平河内守様 〻男女三十五人馬一疋
板倉周防守様 〻八人
中川修理大夫様 男女三十六人
南部美濃守様 〻八十三人
【横書きの見出し】
《割書:男|女》死人怪我人惣高
こゞに西の久保神谷丁
のものなるよし年の
ころ廿七八の女当才の
子と三四才の子両のわきの下口へ
かゝへ天徳寺はかばの地上ほり
おのれも子供も其穴へ顔をおしいれ
死いたり其ものをしる人見付その
おつとにつげ引取女ながらも
かくごよく死でも
かおさへやけたゝれ
すは犬死なるましと
さつそくの工ふう
地をほり㒵を土に【㒵:かお、かたち】
うづめたるはげにあわれ
なる事どもなり