翻刻
【右丁】
【上段】
八十三
海棠(かいどう)
花外紫内白しゑんじの具ゑんじくま内
ごふんくましべごふんにてつぼみゑんじの具
ゑんじくまひらきより色濃つよくぬるべし
うてな草の汁葉二ばん縁青草の汁
にて仕立べし
黄鳥(わうてう)
觜ゑんじの具ゑんじくゝり足墨の具総
体しわうくま同毛書羽墨濃ぬりふち
残す上うすき墨にて一遍だみ先より
ごふんくま同毛書すべし尾同じく仕立
べし
【下段】
八十四
萩(はぎ)
白紫あり花ゑんじの具ゑんじくまごふん
はね込白はごふんくましわうはね込葉二
ばん縁青草の汁にて仕立へし
鶉(うづら)
觜墨くま合黄土かくべし総体墨薄
くくまとり上に朱ずみかくべしはら合黄
土かけごふんにて所々はね込朱ずみ毛書
すべし
【左丁】
大名をうつらにしたり伝右衛門#1 蘭洲