翻刻
【右丁】
【上段】
八十七
桃(もゝ)
花ゑんじの具上にゑんじくましべごふんにほひ
しわうの具にてうてな草の汁葉ろくせう
草の汁はね込くま也
音呼(ゐんこ)
觜墨目の内朱ずみ頭白縁くま草の汁
毛かきむねよりゑりまでしわうくましわう
の具にて毛書風切羽墨かき入全体白
縁のくまに仕立尾のきはに赤きみの毛
あり朱にて仕立べし
【下段】
八十八
鷹爪(れたま)
花しわうの具茎草の汁うてなゑんじはね
こみ異儀なし
山雀(やまがら) 《割書:鶂》
觜足墨かしらより全体うす墨くま上に
朱ずみかくる頬より腹まて合黄土かくる
風切尾共墨仕立ふちにごふん毛かきご
ふんきほひ入総体毛かき朱ずみ也
【左丁】
唐韻て山雀狂ふれたまかな ■山#1