翻刻
【右丁】
【上段】
九十五
笑靨桜(こゞめさくら)#1
花ごふん付立葉草の汁付立縁青かけ
いづれも草(さう)書にかるく仕立へし
獦子鳥(あつとり) 《割書:桑■#2#3 青雀》
觜足墨頭脊中うす墨くま上にちやを
かくべし風切墨にて尾共に毛書朱ずみ
むねより腹まで合黄土かけ下腹ごふんくま
同毛書朱ずみ府を書入へし
【下段】
九十六
蘭(らん)
花しわうの具筋書しわうにて葉二ばん
ろくせう草の汁くま筋書すへし
駒鳥(こまどり)
觜墨頭より総体うす墨だみ上に朱墨
の底をかくべしほんのりうす赤く仕立べし
むね合黄土下はらごふんくま同毛書すへし
【左丁】
駒とりや風の指南車蘭の花 曼羡