翻刻
【右丁】
花の嗅(かさ)来る間寝転へ日は暮ぬ 柳瑟
【左丁】
【上段】
九十七
風車(かさくるま) 《割書:鉄線花》
花あさぎぬりゑんじくまこんぜうかくべし心は
菊のごとくしべをしわうくまゑんじくゝり
葉二ばん縁青草の汁仕立蔓朱ずみ
仕立なり
川原鶸(かわらひわ)
かしら墨くま毛かきうす墨脊中腹共
あさぎの具墨毛書風切濃墨にてふち
ごふんくま尾も同じ目のはたあごともにご
ふんくま也
【下段】
九十八
さるとりいばら
花しわうの具茎縁青いづれも付立葉
ろくせう草の汁二色ともに付立也
萱(かや)くゝり
觜うす墨かしら脊中うす墨くま朱
ずみかけ風切墨皆毛書朱ずみ也