Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: 春画資料

BnF. Département des manuscrits. Japonais 215 A (2) - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 215 A (2) - ページ 10

ページ: 10

翻刻

〽口(くち)をすいてか紅閨(こうけい)より  紅梅(こうばい)がのろくては なまものは喰(くへ)ねへ ちよんの間(ま)に 気(き)をやり梅(うめ)と しやう 〽わたしや  柳(やなき)だから  おまへの  しやうに  どう   でも   なる   き   さ 梅(うめ)がぬしなら やなぎがわたしなかの よいのかすねるのかある 夜(よ)ひそかに山の月(つき)こゝろ ないぞへさよあらし

現代語訳

〽口を吸って紅閨より  紅梅が鈍くては 生物は食べられない ちょっとの間に 気を遣り梅と しよう 〽私は  柳だから  お前の  しようように  どう   でも   なる   きさ 梅が主なら 柳が私、仲の 良いのか拗ねるのか、ある 夜ひそかに山の月、心 ないぞえ、さよ嵐