翻刻
【右丁】
す手(て)もとまで湯へつかるやうにすべし幾(いく)百人に
供(もてな)すといふとも即時(そくじ)に切(きり)いだすべし
○うす刃(ば)にて刻(きり)【剉】いだすはまづよきほどにあら切(ぎり)をし
左(ひだり)の方(はう)を左の掌(てのひら)にておさへ左の方より右(みぎ)の方へ
むけてきりゆくなりよきほどにきりて左の掌と
うす刃(ば)とにてそつとはさみうちかへして又 始(はじめ)の如く
きりゆく切る中(うち)にひたものうす刃(ば)を水につけ〳〵
してきりよゆく也是すべて荳腐(とうふ)をきるの術(しゆつ)なり
一■【法】にうす刃(ば)に酢(す)を少しひくもよし
【左丁】