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コレクション: STAGE1

[晴雨考] - 翻刻

[晴雨考] - ページ 18

ページ: 18

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所有んや|若(もし)其身におゐてせずんは必其子孫に|於(おい)てすまた |告(つげ)ざる|病(やまひ)たりとも心を用ひずんは命をも|失(うしな)ふにいたる|慎(つゝしむ)べく |夫(それ)|風雨(ふうう)|旱乾(かんかん)|疾病(しつへい)|存亡(そんはう)は天地の|数(すう)といへども人〻|非義非(ひきひ) |道(たう)を|行(おこな)ふ時は天是を|禍(わざはひ)して|不測(はからざる)の|災難(さいなん)を|下(くだ)して|万物(ばんぶつ)を |害(かい)す|深(ふかく)くて|慎(つゝしむへし)|又(また)|陰徳(いんとく)を|行(おこな)ふ時は|禍(わさはひ)も|転(てん)じて|福(さいはひ)と成|風雨(ふうう)も時に |順和(しゆんわ)して|万穀(はんこく)も|豊熟(ほうしゆく)し国家も|豊(ゆたか)にして|時(とき)に|應(おう)ずる|災変(さいへん) も|免(まぬ)かれて|共(とも)に|歓楽(くはんらく)ならん事を|祈(いの)るのみ誠以 |四海静謐(しかいせいひつ)也 |當年(たうねん)の|考(かうかへ)も|畢(おはり)ぬ|小冊(せうさつ)|詳(つまひらか)なる事|不能(あたはす)|愚考(ぐかう)|相違(さうい)のみ|多(おほ)からん 君子|叱事(しかること)なくして|正(たゝ)|教(おしへ)に|何(なん)の|賜(たまもの)かこれにしかんや   文化二乙丑年十一月冬至日考之     附翼八節雲気 立春の|日(ひ)西北より風|吹(ふい)て雨ふらされは人|多(おふ)く|死(しす) |平且(あした)に北風吹けは病多し|日中(ひか)に北風吹は夏にし て人多く死|夕時(くれかた)北風吹は秋にして人多く病死す 終日北風吹は大病にて死もの十〻六あり風東方より 来れは災あり東南も亦しかり天和温にして風吹 されは|糴賤(かしよねいやし)人に病なし天寒して風ふけは五穀貴 し人身病多し四方に黄雲あれは五穀大熟して 豊年なり青気雑黄あれは|蝗(いなむし)あり赤気|旱(ひてり)なり