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コレクション: STAGE1

浅間焼見聞實記 - 翻刻

浅間焼見聞實記 - ページ 40

ページ: 40

翻刻

なりて其冬ハ利足勘定も出来兼けるよし又は 店かけ諸職人の作料までも不勘定のかた多く見へし也 是もみな次第〳〵に穀物高直なれハ人〻用心して 麦の壱駄宛も買置し也又春に成りいよ〳〵飢饉にして 難義の人々多かりけれバ辰の盆前ハいよ〳〵かけさき  あしく商人諸職人ともに案したる卯年の盆前ゟ も甚た難義なり天明三卯十二月道中御奉行 桑原伊予守様ゟ被仰渡候うつし            差上申一札の事 先達而浅間焼ニ付中仙道宿々之内砂降往来差 支其外焼失并潰家等有之助郷村々共ニ馬飼料 差支御手當等所々ゟ願出候ニ付困窮之段無相違思召 今般格別の御沙汰を以板橋宿ゟ鴻巣まて七ケ宿ハ 當卯十二月ゟ来ル戌十二月迄中七ケ年三月人馬賃銭   弐割増被仰付候間右之割増之内壱割宛宿助郷へ 受取且軽井沢宿ゟ熊谷宿迄十一ケ宿ハ別而困窮 ニ付右手数之内人馬賃銭三割増被仰付候間壱割五分 宛宿方并助郷村々双方へ請取可申尤増銭御高札ハ 當月十四日ゟ一統御掛渡被遊候間翌十五日ゟ増銭 受取無差支人馬継立可申段被仰渡奉畏候若 相背候ハゝ御科可被仰付候仍而證文差上申処如件 天明三卯十二月  中仙道板橋宿ゟ軽井沢宿迄    道中御奉行所      宿々助郷村々